こんばんは。風美の杉山です。
先週と昨日いらした患者さんで許可を得て臨床結果を報告したいと思います。
40代男性 2017年1月5日初診
主訴:動悸、頭痛、胸のつかえ等
3週間ほど前から動悸、人前で話すことがあるとドキドキして胸が苦しくなってしまう。
お医者様にかかったそうで、ホリスティクなドクターらしく頭蓋仙骨療法を薦められたそうで、調べて風美にたどり着いて来院されたそうです。
施術は主に脳脊髄液が流れるようにしました。
ご本人いわく施術中に、「すごい経験をしました。拍手喝采を受けるような、ありがとうございますというような感じが満ちてきた」と何ともユニークな感想を頂きました。
私は非常に軽い施術ですが、好転反応が出る恐れがあると伝えました。
翌日は予想通り好転反応で頭のふらつきが半端ではなく、ご本人が不安になってお電話で早めに来院したいと言われましたが、私は少し様子を見てほしいと言って2日我慢して頂きました。それでも治まらない場合は来院を薦めました。
2回目の来院 2017年1月13日
結果、好転反応は治まり、症状もかなり良くなったようです。
症状としては頭皮の知覚過敏があるとのことでした。
そして、なぜか長年吸い続けた煙草を「もういらないかな」と急に思ったらしく辞めてしまったそうです。
私が思い出したのは、オステオパシーの創始者スティルがお酒をおごらせようと「バーへ行って一杯やりましょう」とやってきた男に自分には神通力があると言ってその男の腹を押したり引いたり捻ったり揉んだりした後、背骨と肋骨を施術し、肘を背中に押し付けグーと引っ張ったそうです。
狙いは男の頭から酒の事を一切忘れさせるために行ったそうです。そして、「今日はウィスキーを見ても気持ちが悪くなって、匂いを嗅いだだけでも吐き気がするぞ。」そういって男を酒場へ行かせ、もし、何もなかったら酒代を払ってやると言った。すると男は酒場へ行ったが胃がむかむかするといって戻ってきた。
スティルは飲酒の悪癖退治というのをやって、その男は一切酒を飲まなくなったと言う事でした。
私はお酒とたばこに違いはありますが、偶然にもスティルと同じようなことをしたのかなと思いました。一歩創始者に近づくことができたのかなと勝手に思い込んでいます。
この日の治療は主に、エモーションのパートでした。
施術中、本人も意識していないのに自然と涙がこぼれていきました。
私は治療がうまくいったと実感しました。前回も同じ事が起こっていたと話しました。
施術後ご本人の感想としては頭皮の知覚過敏もかなり軽減されたとの事でした。
もう一回診てみますが、私の感じとしてはだいぶ良いと感じております。
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