水泳がしたくてたまらない(不思議体験後編)
2009年 03月 05日
先日の続き…
まず、NLPのアウトカム(目標設定)でどうなりたいか聞きました。
Bさん:「痛みなく、たくさん泳いで速くなりたい。」
次に、そうなるためには何が必要か聞いてみました。
Bさん:「我慢をする」「練習をしすぎない」「自分の身体に耳を傾ける」「現実を受け入れる(年齢的なもの)」等があげられました。
ここで考えて頂きたいのはBさんが望んでいる状態と、良くなるための行動が矛盾していると言う事です。
(この状態は3回目の治療の時に「葛藤の統合」と言う事でワークを行ってはいたのですが。)
次は痛みを出しているパート部分の話を聞く事にしました。
人間の体も一つ一つのパート(部分)からなっています。細胞が集まって器官を構成し、それが集まって系統(循環器系や運動器系など)を構成し、そして人となっている。一つ一つの細胞にも感情がある。その部分を構成している細胞の話を聞くのです。
Bさんに問いかけます。
私:「痛みを出している部分に意識を集中して下さい。それはどこですか?」
Bさん:「左腕全体です。」
次にパートからの反応を知るためのサインを確認します。
私:「YESのサインを聞いて下さい。」
Bさん:「腕が重くなります。」
私:「NOのサインを聞いて下さい。」
Bさん「手のひらが縮むような感じです。」
それぞれのyes,noの反応を確かめます。
私;「痛みを出す理由は何でしょか?」
Bさんが痛みからの回答を待ちます。
パート:「頑張り過ぎたから」「焦ったね」
これが痛みの部分からの答えでした。
そこで再び痛みに問いかけます。
私:「痛みを出す代わりに他の行動で訴える事は出来ますか?」
Bさん:「手のひらが縮むように感じます。」=パート:「no」
ここでパートからの「no」と言う答えに私は困ってしまいました。
そこで、次に行ったのは「価値観を変える。」と言うワークで、なぜBさんがそこまでして水泳をしたくなるのか。
その原因はいったい、いつ、どこで始まったのかと言うのをその人の意識の中を遡って行きます。
これは過去の問題を扱います。過去を変える事はできないが、過去に対する認識は変える事が出来る。
人はその人の信念に従って生きています。
信念とは価値を過去の経験から理屈をつけて学んでいきます。
そしておおかたは3歳までに価値観が形成されます。
例えば
グラスを割ったらお母さんに怒られる。
おもちゃを口に入れたら堅い。
犬が吠えると怖い
今回は、この価値観をBさんが水泳を痛みが出てまでやる理由を探す旅に出ました。
まずは、Bさんに対して
私:「痛みが出てまで水泳をしたくなる事を考え、どこか反応するパート(部分)があるか」聞きました。
Bさん「お腹がキュンとなります。」
ここで私はBさんのお腹に触れながら負のアンカリング(いかりを下ろすと言う意味)でそこに意識を向けやすくします。
私:「今現在の年齢からこの行動が始まった時まで遡っていきます。まず5年ずつ遡って行きましょう。消えるところがありますので消えたら教えて下さい。」
Bさんは物凄い勢いで後ろに下がりだし、私が予想していた以上に早くもうこれ以上下がれない所まで行ってしまいました…。
私:「今0歳まで来ましたか?」
Bさん「ハイ。」
私:「お腹のキュンとした感じはまだありますか?」
Bさん「あります。」
では今下がった分はそのままでもう一度前に進んでそこからまた遡って後ろに下がって行きましょう。
Bさん「すごい勢いでどんどん後ろに下がって行っちゃいます。」
ある所で止まりました。
私:「お腹の感じはまだありますか?」
Bさん:「無いです。」
どの位戻りました?
Bさん:「100年位!」
私は特に驚きませんでした。
前世療法やヒプノセラピーはじめ、
オステオパシーのテクニックの中にソマトエモーショナルリリース(体性感情解放)で過去生の問題が現在の生に影響がある事は知っていたので、ついに出たか…と言う感じでしたが、若干戸惑いました。
ここからが本当のワークです。
私:「何か見えますか?」
Bさん:「何も見えません。暗いです」
私:「どんな感じですか」
Bさん:「冷たいです。」
私:「誰かいますか?」
Bさん:「黒い髪の女の人がいます。」
私:「それはどんな人ですか?」
Bさん:「日本人です。これはたぶん私です」
私:「他に誰かいますか?」
Bさん:「私だけです」
私:「どこにいますか?」
Bさん:「川の前にいます。」
私:「そこで何をしていますか?」
Bさん「たぶん死んだんです。」
私:「その時あなたはどんな価値観を持ちましたか?」
Bさん:「泳げたら良いのに…」
ここで一旦その場所から出て、今の自分に戻ります。
いた場所から少し違う場所に移動します。
少し呼吸を整え、出た状態で確認します。
私:「その時のBさんには何が必要だったでしょうか。」
Bさん:「水泳の技術」
私:「そうですね。じゃあ今のBさんから100年前のBさんに水泳の技術をプレゼントしてあげて下さい。」
Bさん:「…」
私:「手を出してプレゼントして下さい。」
「100年前のあなたはどんな反応をしていますか?」
Bさん:「喜んでいます。」
ではまた100年前のあなたのポジションに戻って下さい。(元いた場所に戻る)
私:「プレゼントをもらった100年前のBさんはどんな反応をしていますか。」
Bさん:「笑っています。明るくなりました。」
私:「ではそのプレゼントをもらったままの状態で現在まで戻ってきます。」
Bさんには、初めと同じよう前に進みながら現在の年齢まで戻っていただきました。
そしてワークを終え、どんな感想か聞きました。
Bさん:「不思議です。」
私:「今日のワークは終わりです。恐らく過去に水害でお亡くなりなったのでしょう。その時に泳ぎを覚えると言う価値観が植え付けられ、それが急がせているのかもしれませんね。」
ここで治療を終えました。
今日先輩から連絡があり、肩の痛みは無くなったそうです。
詳しくはオステオパシー風美(茅ヶ崎 整体 マッサージ)または風美
まず、NLPのアウトカム(目標設定)でどうなりたいか聞きました。
Bさん:「痛みなく、たくさん泳いで速くなりたい。」
次に、そうなるためには何が必要か聞いてみました。
Bさん:「我慢をする」「練習をしすぎない」「自分の身体に耳を傾ける」「現実を受け入れる(年齢的なもの)」等があげられました。
ここで考えて頂きたいのはBさんが望んでいる状態と、良くなるための行動が矛盾していると言う事です。
(この状態は3回目の治療の時に「葛藤の統合」と言う事でワークを行ってはいたのですが。)
次は痛みを出しているパート部分の話を聞く事にしました。
人間の体も一つ一つのパート(部分)からなっています。細胞が集まって器官を構成し、それが集まって系統(循環器系や運動器系など)を構成し、そして人となっている。一つ一つの細胞にも感情がある。その部分を構成している細胞の話を聞くのです。
Bさんに問いかけます。
私:「痛みを出している部分に意識を集中して下さい。それはどこですか?」
Bさん:「左腕全体です。」
次にパートからの反応を知るためのサインを確認します。
私:「YESのサインを聞いて下さい。」
Bさん:「腕が重くなります。」
私:「NOのサインを聞いて下さい。」
Bさん「手のひらが縮むような感じです。」
それぞれのyes,noの反応を確かめます。
私;「痛みを出す理由は何でしょか?」
Bさんが痛みからの回答を待ちます。
パート:「頑張り過ぎたから」「焦ったね」
これが痛みの部分からの答えでした。
そこで再び痛みに問いかけます。
私:「痛みを出す代わりに他の行動で訴える事は出来ますか?」
Bさん:「手のひらが縮むように感じます。」=パート:「no」
ここでパートからの「no」と言う答えに私は困ってしまいました。
そこで、次に行ったのは「価値観を変える。」と言うワークで、なぜBさんがそこまでして水泳をしたくなるのか。
その原因はいったい、いつ、どこで始まったのかと言うのをその人の意識の中を遡って行きます。
これは過去の問題を扱います。過去を変える事はできないが、過去に対する認識は変える事が出来る。
人はその人の信念に従って生きています。
信念とは価値を過去の経験から理屈をつけて学んでいきます。
そしておおかたは3歳までに価値観が形成されます。
例えば
グラスを割ったらお母さんに怒られる。
おもちゃを口に入れたら堅い。
犬が吠えると怖い
今回は、この価値観をBさんが水泳を痛みが出てまでやる理由を探す旅に出ました。
まずは、Bさんに対して
私:「痛みが出てまで水泳をしたくなる事を考え、どこか反応するパート(部分)があるか」聞きました。
Bさん「お腹がキュンとなります。」
ここで私はBさんのお腹に触れながら負のアンカリング(いかりを下ろすと言う意味)でそこに意識を向けやすくします。
私:「今現在の年齢からこの行動が始まった時まで遡っていきます。まず5年ずつ遡って行きましょう。消えるところがありますので消えたら教えて下さい。」
Bさんは物凄い勢いで後ろに下がりだし、私が予想していた以上に早くもうこれ以上下がれない所まで行ってしまいました…。
私:「今0歳まで来ましたか?」
Bさん「ハイ。」
私:「お腹のキュンとした感じはまだありますか?」
Bさん「あります。」
では今下がった分はそのままでもう一度前に進んでそこからまた遡って後ろに下がって行きましょう。
Bさん「すごい勢いでどんどん後ろに下がって行っちゃいます。」
ある所で止まりました。
私:「お腹の感じはまだありますか?」
Bさん:「無いです。」
どの位戻りました?
Bさん:「100年位!」
私は特に驚きませんでした。
前世療法やヒプノセラピーはじめ、
オステオパシーのテクニックの中にソマトエモーショナルリリース(体性感情解放)で過去生の問題が現在の生に影響がある事は知っていたので、ついに出たか…と言う感じでしたが、若干戸惑いました。
ここからが本当のワークです。
私:「何か見えますか?」
Bさん:「何も見えません。暗いです」
私:「どんな感じですか」
Bさん:「冷たいです。」
私:「誰かいますか?」
Bさん:「黒い髪の女の人がいます。」
私:「それはどんな人ですか?」
Bさん:「日本人です。これはたぶん私です」
私:「他に誰かいますか?」
Bさん:「私だけです」
私:「どこにいますか?」
Bさん:「川の前にいます。」
私:「そこで何をしていますか?」
Bさん「たぶん死んだんです。」
私:「その時あなたはどんな価値観を持ちましたか?」
Bさん:「泳げたら良いのに…」
ここで一旦その場所から出て、今の自分に戻ります。
いた場所から少し違う場所に移動します。
少し呼吸を整え、出た状態で確認します。
私:「その時のBさんには何が必要だったでしょうか。」
Bさん:「水泳の技術」
私:「そうですね。じゃあ今のBさんから100年前のBさんに水泳の技術をプレゼントしてあげて下さい。」
Bさん:「…」
私:「手を出してプレゼントして下さい。」
「100年前のあなたはどんな反応をしていますか?」
Bさん:「喜んでいます。」
ではまた100年前のあなたのポジションに戻って下さい。(元いた場所に戻る)
私:「プレゼントをもらった100年前のBさんはどんな反応をしていますか。」
Bさん:「笑っています。明るくなりました。」
私:「ではそのプレゼントをもらったままの状態で現在まで戻ってきます。」
Bさんには、初めと同じよう前に進みながら現在の年齢まで戻っていただきました。
そしてワークを終え、どんな感想か聞きました。
Bさん:「不思議です。」
私:「今日のワークは終わりです。恐らく過去に水害でお亡くなりなったのでしょう。その時に泳ぎを覚えると言う価値観が植え付けられ、それが急がせているのかもしれませんね。」
ここで治療を終えました。
今日先輩から連絡があり、肩の痛みは無くなったそうです。
詳しくはオステオパシー風美(茅ヶ崎 整体 マッサージ)または風美
by makkenji1
| 2009-03-05 17:59
| オステオパシー