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by makkenji1
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医食同源

 「医食同源」と昔の人は良く言ったもんだ。

 私がオステオパシーのセミナー(内臓マニピュレーション)の中で、受講者の先生方に次のように言った事がある。

 オステオパスは筋・骨格の治療をするだけではダメですよ。

 私の患者さんで、手が痺れると言って来院し、その患者さんの手を見たら爪が紫色になっているではありませんか・・・

 これは何を意味しているのか?爪が紫色になっているというのは、皮膚の状態が悪いと言うことだ。爪は皮膚の一部が変化して爪となるのである。

 つまり、末梢まで充分な血液供給がなされてい無いことを意味している。

 この症状がひどくなると、スプーンネイルと言う症状が現れる。通常の爪は膨らんでいるが、スプーンのように爪の部分が凹んでしまう。これは鉄欠乏性貧血の症状だ。

 幸いその患者さん、はそこまではなっていなかったが、放っておけばそうなる事は時間の問題だ。

 私は筋骨格の治療も当然行ったが、その患者さんに鉄分とビタミンB12を取ることを薦めた。

 私としては食べ物(レバーやほうれん草)から摂取するのが望ましいと思うが、患者さんにはサプリメントを薦めた。不規則な食生活と偏った食事が考えられたからだ。

 しかし、覚えておいて欲しいのは、身体は食べた物からしか作られないのである。サプリメントも良いが、食べ物が一番だ!まさに医食同源

 続く・・・
by makkenji1 | 2005-06-01 23:12 | オステオパシー