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by makkenji1
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7の法則(1)

 昨日6日から10日(日曜日)まで、平塚の七夕祭りが行われている。
子供の頃から、電車やバスは混むので、自転車でよく行ったものだ。これが一番早いのだ。

 そんな事を思いながら、テレビのニュースを見ていた。

 七夕と言えば、7月7日そして、星…そんなワードを考えていたら、中国の三国時代、蜀の天才軍師・諸葛亮孔明の話しが頭に浮かんできた。

 まさに自分の寿命が尽きようという時、孔明は星に祈祷を始める。この祈りが無事終われば、寿命を12年延ばすことができると言う。

 祭壇に大きな7本のロウソク、それを囲むように7×7の49本の小さなロウソク、そしてその真ん中の床に本命のロウソクを1本置きました。7日間この火を消さないようにしなければならない。

 それを49人の黒装束の護衛と共に食を断ち、夜は北斗七星に祈り、日中は軍務を行った。

 すでに6日目に入っていた孔明の顔には生気が蘇っていた。その時、空には流星雨が…

 星を見た、敵国・魏の軍師、司馬懿(しばい)仲達は孔明が死んだと思い攻撃をしてくる。

 攻撃の報告に来た部下の魏延が、仲間の静止を振り切って中に入ってきた時、本命のロウソクを倒して消えてしまう。

 孔明はこれも天命と言って、死を覚悟した。

 その数日後、孔明は皆の前で「あれを見よ、今煌々と輝いているのがわしの宿星じゃ、今滅亡前の最後の輝きを見せている。」 「今に落ちるだろう」と言い、

 星が落ちた時、すでに孔明は死んでいた。

 仲達は、孔明の宿星が落ちたのを見て、孔明の死を確信し、なりふり構わず攻撃に出た。そして、そこで見たのは、なんと孔明だった。生きた心地のしなかった仲達は、手綱を緩めることなく、自陣に逃げ帰った。しかし、その孔明は人形だったのだ。

 これが有名な『死せる孔明、生ける仲達を走らす』と言う故事だ。 …つづく
 
by makkenji1 | 2005-07-07 01:41 | 歴史